10パウンダーを求めて @カリフォルニア

カリフォルニアでバス釣りに再びハマった私が、夢の10パウンダーを釣り上げるまでの記録。今年6月までの期間限定ブログ!

17/4/15 Lake Chabot 脱・スローフィッシング!

17/4/15 Lake Chabot ボート 7:30~17:30 月齢18.7 晴時々曇 気温9℃~17℃ 水温14~18℃ 風速4(西)満水 ステイン(透明度2~3ft)

カリフォルニアでは3月~4月はプリスポーン・スポーンの真っ盛りであり、10パウンダーの可能性が最も高まる時期です

しかし、仕事が忙しく、週末も色々と立て込んでしまったため、1か月ほどブログも更新できず、釣りにも行けない日々が続きました。こんな名前のブログを作っておきながら、大事な時期に釣りに行く時間を確保できないとは...悲しい...

ただ先週金曜日、仕事のちょっとした山場を無事切り抜けられたので、翌日には速攻で湖上の人になりました笑

向かったのはレイクシャボット。

ここも自宅から30分程度の湖で、315エーカー(1.27平方キロ)の広さがあるリザーバーです

面積は小さいながらも、フロリダ種の大型のバスが生息していることで知られ、去年の10月には19パウンダー(!)が釣られています

マリーナではエレキを積んだアルミボートを1日$55でレンタル可能(プラス駐車代$5と釣りパーミット1人$5が必要)

ただ、この湖は午後になると風が強く吹きやすく、エレキ1台では移動スピードが制限されるので、自分のエレキも装備して、ダブルモーター体制で臨みます

マリーナの兄ちゃん曰く、”最近はバスのレポートはあんまりないね”とのことで、やはりこの湖は去年の夏からの低迷から脱し切れていないらしい

ということであまり期待せず出航

バスがどこにいるのか、状況が全く分からないのでとりあえず湖岸を時計回りに回ってみることに。

1、2月の雨でド茶濁りだった状況から水質はだいぶ回復している模様

西岸のロッキーエリアで必殺ドロップショットを繰り出すも不発。ここは去年はよかったのですが、増水で水深が6,7メートルになってしまったのでもう魚はついていないのかもしれない

早めに見切り、岸際のブッシュを流していると、Tigerさんのジョイクロに50アップと思われるバスがチェイス喰っては来ませんでしたが、テンション上がる

その後、サイズは落ちるもののもう1回ジョイクロにチェイスがあったとのこと

一方、僕はどうやって釣ったものかと悩んでおり、ドロップショットを投げたり、ディープにアラバマを投げたり、シャークベイトを投げたりと試してみるもののしっくりこない...

湖を半周するもまったくしっくりこず、前日までの睡眠不足もあって、船上でお昼寝。最高にぐっすり眠れ、図らずも人生最高の昼寝になりました笑 波の揺れがちょうどいいんでしょうな

復活。

湖の最上流部、水深3メートルほどのチャネル+岸際のブッシュというポイントを狙う

これまで魚っ気はTigerさんのジョイクロへのチェイスしかないという状況。しかし手持ちのビッグベイトはジョイントから浸水してお釈迦状態...

そこでリグったのは、メキシコ釣行でお世話になった、Zoomマグナムフルーク7インチ。これをノーシンカーで使います。ベイトリールでも余裕で飛んでいきます。

これを岸際のブッシュ周りに投げ込んで、2秒ポーズからのジャーク2回&1~2秒ポーズの繰り返しで、まさにジョイクロのような、死にそうなorパニック状態の魚を演出します

ブッシュの合間のポケット、岸ギリギリに投げ、ポーズと1アクションを加えると、白いルアーがパッと消えた...

反射的にフッキングし、カバーから引き離す。あとは楽々ネットイン

48㎝、4.08lbの体色の濃いバスでした。なぜかヒレがかなりのオレンジ色

 

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水深1~2メートルの岸際だったので、まさしくスポーン中だったのかもしれません

この魚は、釣れてないレイクでポイントの検討もつかない状態の中で、”釣れた”ではなく”釣った感”のある魚で正直めちゃ嬉しかったですね。

その後、このストレッチをさらに2往復し、チェイスを数回確認

そしてジョイクロの小さいサイズに持ち替えたTigerさんにも待望のヒット!こちらも48センチのナイスフィッシュでした。こちらも岸際での一本。

その後は音沙汰なく、17時30分に納竿となりました。

今日の学びとしては、こういうポイントが絞り切れないレイクの場合、ボートを流しながらジョイクロやフルークで、魚のチェイス状況を見てポイントを絞っていくというのが効率がいいのかもしれない

ビックベイトには魚を寄せる力があり、かつそれが目で見えるのでサーチには最適なんでしょう

そしてルアーを目で見えるところで動かせるので楽しいし集中力も持ちます

個人的には、最近続いていたスローフィッシングから脱却する一つのやり方が見え、光明を見た思いです。

帰宅後、ビッグベイトとマグナムフルークをポチったのは言うまでもありません


2017‐04-15 Lake Chabot 4.08lb (No bite moment)

 【釣果】1本48㎝, 4.08lb
【2017年通算】18日/11本(平均0.6本)/最大51㎝、5.01lb

17/3/12 Lake Berryessa 滑落に注意

17/3/12 Lake Berryessa おかっぱり 7:00~18:00 晴 水温14℃くらい 満水 マッディ(透明度1~2ft)

YoutubeやFishing Reportのサイトでカリフォルニアの湖の状況をチェックするのが日課になっています

どうやらLake Berryessaでスモールやスポッツが釣れだしているようなのでTigerさんとおかっぱりに行きました

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朝一、Youtubeの動画で特定した岬のスポットに入ろうとするも既に先行者が...

ここは岬の先が岩質の底になっていて、良型のスモールやスポッツが期待されるところだったのですが...

とりあえず付近で釣るもノーフィッシュ

隣接するワンドに移動し、小さな岬状のポイントで一口サイズのスピナベを投げていたTigerさんにヒット!35cmほどの元気なスモールでした。

その後、湖の西岸のポイントをいくつか回るもノーフィッシュ

思い切って湖の東岸のダムサイト近くのワンドへ移動することに

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途中立ち寄った、ボートランチのポイントで再びTigerさんにスモール!今日のスモールは2匹とも岩質の底で釣れたようです。

午後はPleasure Coveという入江へ。ここはキャンプ場になっており、入場料として車1台$15を支払い

岸際からブレイクラインまで丹念にドロップショットで探るもノーフィッシュ。

4時半を回り、僕のノーフィッシュが濃厚になりはじめる...

場内のボートラウンチに移動

ドックからコンクリートのスロープの上をZoomフィネスワームのドロップショットをスローに引くと、竿にグンと重みが。魚だ!

Goproの録画ボタンを押し(録画忘れを後悔...)、ファイトすること1分、上がってきたのはジャスト50cm、4.45lbのラージ!プリで腹パンです。

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ボウズ濃厚の状況から起死回生の1本で嬉しさもひとしおです。

その後は音沙汰なく日没直前になり、もう1本東の入り江でラストチャンスを狙うもバイト無し...

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さて帰るかと、タックルボックスをバックパックに詰め、崖沿いの林の中を駐車場に向けて歩く

すると、ベイトタックルにセットしていたバイブレーションがジーンズの右足にフックオン...

「やれやれ...」と思いながら、プライヤーを出そうとバックパックを置いた瞬間、バックパックの重心が悪かったのか、崖をコロコロ...ゴロッ...ゴロッ...ボチャ

ッ...と20メートルしたの湖面に落ちていきました...

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「ノーーーッ」という自分の情けない叫びが入り江に響きわたる笑

どうしたものかと思っていると、今度は落ちたバックパックがポコポコと泡を立てて沈み始める

ロッドを持ったまま、慌てて急斜面を降りようとすると、今度はズザザザァ――と自身が滑落...(途中で止まって&怪我がなくてマジで良かった...)

呆然とするも、沈みゆくバックパックを前に気を取り直し、別のタックルにセットしていたジグでバックパックをフックオン&ランディング。

水が入り、膨れ上がったその重さ、10パウンダーは優に超えていたでしょう...

ちなみに、この一連の流れ、Goproに全部録画されてました(唯一のバイトは取ってないのに)

正直かなり恥ずかしいですが、教訓として今日のハイライトビデオの最後に入れてあります。皆さんも滑落には十分気を付けてください!

この傾斜なら大丈夫と思っても、体やモノは簡単に転がり落ちます、マジで。

葉っぱなどで滑りやすい場合は特に注意が必要です

 


2017‐03‐12 Lake Berryessa 4.45lb, slip and salvage

【動画】ヒット:0:38~/滑落(バックパック)2:40~/滑落(自分)3:10~

【釣果】1本/50㎝, 4.45lb
【2017年通算】17日/10本(平均0.6本)/最大51㎝、5.01lb

17/3/11 Lafayette Reservoir ファイトは楽しいんだけど...

17/3/11 Lafayette Reservoir ボート 6:30~15:30  晴  水温14℃ 満水 ステイン(透明度2~4ft)

「休日 and "晴 or 曇" =バス釣りという単純な式で動いている私です笑

この日も晴れとのことで、アクセス抜群&安価でボートが借りられる($35/day)Lafayette Reservoirへ。

この日は暖かく、湖上には多くのトラウト狙いのボートやカヤックが。みんな結構な頻度で釣れています

そんな中、我々は黙々とバス釣りに専念

水温は14度。まだ大きいバスはシャローに上がっていないだろうと水深3~5メートルのブレイクラインをドロップショットでスローに探る

最近ドロップショットのスローな釣りしかしていないなぁ...と思っていると、ヒット

引きはそこそこ強いが、グネグネした動きがラインに伝わってくる...

上がってきたのは43㎝、推定2lbちょっとのトラウトでした

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外道とはいえ、釣り人の性で体長を計測してから逃がしてやると、ご臨終モードでプカプカ。

後で知りましたが、トラウトは体力がないのか、ファイトに文字どおり死力を尽くしてしまうのか知りませんが、すぐ力尽きます

このまま湖上に放置して、ペリカンの餌になってしまうのも可哀想なので、回収してキープ

釣り場には魚のクリーニング用の流しが設置されているので、そこで3枚におろして持ち帰り、おいしくいただきました

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その後、エレキで移動中にドロップショットをドラッギングしていると、またヒット!

しかしまたグネグネ感...同じようなサイズのトラウトでした。ファイトは楽しいんだけど..

船に上げると弱ると学んだので水中でリリース。無事、深場に帰還していきました

その後、ダムサイト東のワンドを釣り進むもノーバイト

ワンド最奥の葦の切れ目がなんだか怪しそうだったのでドロップショットを投げるもバラシ!

フォローでネコリグを入れると喰ってきたのは36㎝、1lb強のバス。この時期に腹が太くないので、オスの可能性が高いです。

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岸際で釣れた&一度同じ場所でバラシがあったことから、もしかするとネストに付いている(or用意している?)オスなのかもしれません。

この後、ダムの堰堤を含めてシャローを狙ってみるも音沙汰なしだったので、スポーニング状況の答え合わせはできませんでしたが。


2017‐03‐11 Lafayette highlights

【動画】トラウト(0:10&2:00)/バス3:40~

【釣果】1本(36㎝、1lb)+トラウト2本(45㎝, 2lb)
【2017年通算】16日/9本(平均0.6本)/最大51㎝、5.01lb

17/3/6 Contra Loma Reservoir 体感とファクトのギャップ

17/3/6 Contra Loma カヤック 11:15~17:00 月齢8.2 曇り時々晴 気温12℃~14℃ 水温12.5℃ 風速4(東)満水? ステイン(透明度4ft)

まだ行ったことがない釣り場に行こうと思い、Contra Lomaという小規模貯水池へ。ここは、自宅から西へ50分ほど。アクセスは良好です。

ここは南北600メートル、東西800メートルの野池のようなリザーバーで、Lafayetteよりもさらに一回り小さい釣り場です。ボートは持ち込みのみなので、今回はカヤックで出動しましたが、行ってみた感じおかっぱりのポイントはLafayette以上にあるようでした。

こちらのレポートによると、2004年にフロリダ種が導入され、2013年時点で28センチ以上のバスはレイク全体に400匹程度生息していると推定されています(タグをつけて放流→再捕獲された個体の割合から算出しているようです)。それが多いのか少ないのか分かりませんが(笑)、少なくとも10lbを超えるバスは過去に報告されているので、釣りに行く価値は十分あるといえるでしょう。

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緑が鮮やかな丘の間を走り抜け、公園へ。駐車代$5、カヤックラウンチ代$3、ボート検査代$4、フィッシングパーミット$5の計$17をお支払い。ボート検査は1か月以内なら再検査代は無料です。

ドックで餌釣りをしているおっちゃんが、「バスはミミズがいいぞ。こないだ12パウンダー釣ったぜ」と自慢げに写真を見せてきました。そして、「釣ったバスは食わないのか?おいおいリリースするのか、もったいない」と。”おい、そのデカいの食ったのかよ、頼むからリリースしてくれよ”と心の中で思いながらカヤックで出航。トラウトと違ってバスの放流はないので、イージーな餌釣りで釣ったバスをキープするのは勘弁してほしいのですが、一定サイズ以上の持ち帰りを制限するルールはないのでしょうがないですね...

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さて、気を取り直して釣りに集中。写真のように水の透明度は高め。クリアなShadow Cliffを除けば、おそらく半径100キロ以内のレイクで最も水質が良いでしょう。期待が高まります。

水深4~8メートルのディープを念のためアラバマやディープクランクで探りつつ、シャローのアシ際やリップラップではスピナベやクランクを投げ、条件がよさそうな場所ではドロップショットワッキーをフォローで入れるという組み立てで探るものの、しばらくはノーフィッシュ...

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カヤックのアンカーに絡まった大量のウィード。活きのよさげなウィードが繁茂しているので、ドロップショットのウィード引っかけ釣法で釣れてきてもおかしくないんですけどね....

悩みながらシャローのウィードにドロップショットを投げ続け、時はすでに2時半。ボートは5時までに水から揚げるルールなので、あと2時間半しかありません。

と、唯一ボートを出していた玄人っぽいバサーが近くに来たので、「釣れた?」と聞くと「5匹釣ったぜ」と。マジかよ。「どれくらいの深さで?」と聞くと「ディープだ。7メートルくらいまでのディープをスローに探るんだ。アラバマでも1匹釣れたが、ドロップショットの方が釣れるな」とのこと。

確かに、最近の暖かい天気+シャローのウィードに惑わされてシャローをメインで釣っていたものの、水温がまだ12℃しかなく、海からの冷たい東風も出ているため、魚はディープにいるのでしょう。

先ほどの情報を頼りに、魚探とにらめっこしながら、水深5メートルのブレイクラインを探索。どうやらウィードの有無にバラつきがあるようなので、ウィードの有るブレイク下をドロップショットで集中して狙うことに。

ほどなく、かすかなアタリが。ウィードに引っかかっただけかなとも思ったので、中途半端なアワセになったものの、バレずに上がってきたのは37cm, 1.3lbのバス。体色が白く、冬の魚な印象。腹もペタンコです。

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まずはボウズ回避に安堵。それから1時間半ほど粘るものの釣れないので、今日はここまでかと思いながら、ボートラウンチに向けて釣りながら帰ることに。逆風の中、キャスト→漕ぐ→リーリング→漕ぐを繰り返す。これが手漕ぎカヤックの辛いところで、予算が有ったら足漕ぎカヤックを勧めます

ほら、漕いでる間にまた竿に糸が絡まって...。ほどいていくと、なぜかドラグが引き出される。魚だ!そしてなかなかのファイター。約1分のファイトの後、ネットに収めたのは、51㎝、5.01lbのバス

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体高、腹の太さ、口の大きさからしてこいつはフロリダ種でしょう。相変わらず、釣ったというよりも釣れたという表現が適切な魚ですが、いずれにせよ今年の自己記録を0.5パウンド更新です。

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今日の反省としては、”最近暖かくなってきたなぁ”とか”シャローに良さげなウィードが見えるなぁ”という感覚をもとにシャローを中心に狙ってしまったことですね。ボートのおじさんがいなければ今日はボウズだったでしょう。確かに、水温はそれほど上がっていないことや、海から冷たい東風が吹いていたというファクトからすれば、依然ブレイクの下にバスがいると考えた方が自然です。僕のような半人前バサーは、自分の感覚ではなく、ファクトをベースにした釣りを心掛けたいと思った次第です


2017-03-06 Contra Loma highlights 2 bass

1匹目:1:00~/2匹目:2:45~/

【釣果】2本/51㎝, 5.01lb/37cm, 1.3lb
【2017年通算】14日/8本(平均0.6本)/最大51㎝、5.01lb

17/2/26 Lafayette Reservoir ながら釣法

17/2/26 Lafayette Reservoir ボート 9:30~15:00 月齢0.2 晴れ 気温9℃~12℃ 水温12.5℃ 風速2~4 満水-3ft ステイン(透明度3ft)

昨日のデルタが渋かったので、Tigerさんとラファイエットに再出撃した日曜日。

天気が晴れ+風ということで、暖まりやすい南向きの堰堤と、風裏のワンドに絞って攻めることに。透明度は2週間前より1フィート以上改善しており、期待できるかも。

しかし、全然釣れない...トラウト狙いのボートのカップルがポコポコ釣れる中で、バス狙いの我々にはうんともすんともアタリがなし。

諦めモードになりつつも、こないだの例に従って、"ながら釣法"なら釣れるのではないかと、ボートに腰を下ろして携帯で仕事のメールを打ちながら、ドロップショットを断続的にシェイク。

と、コンコンとアタリが!やはり、ラファイエットのシークレットテクニック ”ながら釣法”が炸裂!と思いきや、上がってきたのは33㎝のレインボートラウトでした...おそらく最近の放流魚でしょう。キープする気にもなれなかったのでリリース。f:id:californiabass:20170307144525j:image

その後も釣れる気配がなかったので、スキッピングの練習大会に。上手いTigerさんとは対照的に、僕は3投目くらいで盛大にバックラッシュ。...よし、今日はもう帰ろう。

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(備忘録)ブログを書きながら思ったんですが、水温があまり上がらない一方で、透明度が改善したことによって、バスが先日よりもディープに戻っていったかもしれないですね。先日と同じ深さかそれよりも浅いエリアしか投げていなかったんですが、よりディープも含めて狙っても良かったかもしれません。結果論ですが...


2017-02-26 Lafayette Trout

【釣果】トラウト1本/33㎝

【2017年通算】12日/6本(平均0.5本)+トラウト1/最大50㎝、4.5lb

17/2/25 California Delta 濁りにはシングルコロラド?

17/2/25 California Delta おかっぱり 10:00~16:00 月齢28.2 晴れ時々曇り 気温9℃~13℃ 水温12℃ 無風~軽風 水位高 マッディ(0~1ft)
 
もう大雨とか増水とか濁りという言葉には正直飽きたのですが、他のフィッシングレポートやYoutubeの動画のアップ状況を見るに、メジャーレイクはまだ回復していないようです。
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↑ちなみにこの写真は、途中で偵察に寄ったShadow Cliff(以前の投稿)の裏の野池の様子ですが、依然、上流から泥水が流れ、もうどこが池の輪郭だったのか分からない状況になっています。
ここのミニ池には10パウンダーが潜んでいると噂だったのですが、たぶん他へ流れてるだろうな...
 
そこで今回は、カリフォルニアデルタのような複数の河川と幾多の運河からなるフィールドであればランガンで水の条件が良いところを探しやすいのではないかと考え、先週の土曜日に出撃してきました。

カリフォルニアデルタはサクラメント川とサンホワキン川がサンフランシスコ湾に流れ込む前に合流するデルタ地帯で、面積は2800平方キロと東京都よりもデカく、主にゴロタで護岸された川や水路の総延長は1100キロとだいたい東京→福岡と同じくらいです(!)広大なエリアにストックされるバスの量は豊富であり、Bassmasterの2016年全米Top10レイクランキングでも5位にランクしています(レイクじゃないけど)。
 
ただ岸辺の長さは長いものの、宅地や農地などの私有地が多く、おかっぱりで立ち入られる場所が限られるのが難点ではあります。そういう時はGoogle Mapのストリートビューが行っている(つまり公道)水辺を事前に探しておけばOKです。今回も、時間はかかりましたが前日に15箇所ほど目星をつけておきました。
 
近場からどんどんランガンしていくぞと気合は十分でしたが、行ってみるとやはりほとんどの場所が「赤だし」状態。いや、「合わせ味噌」くらいか(どうでもいい)。しかも流れが早い...念のために数投して15分ほどかけて移動というのを繰り返します。
 
途中、本流から離れた都会の街中のポイントで水が多少マシなところを見つけ、バイトもあったものの、超怖い兄ちゃんがたむろしている&土手で何か知らない物体が燃え火が燻っているという、釣りどころではない生命の危険を感じたので、逃げるように退散。
 
既に時間は3時。そしてここが切れるカードの最後だろうということで向かったのはLodi Lakeというポイント。

 ここはデルタ本体からはダムで仕切られている小規模な野池のようなところで、水辺にアプローチしやすいので、釣りに来ているファミリーがちらほらといました。水もデルタよりは全然いい「白だし」
 
とりあえず探ってみると、岸辺はかなり水深が浅い(1m未満)ことが分かり、より深いところを探すような釣りに。どうやらインレットの脇が多少深く(2m程度)、質のよさげなウィードも生えているので、粘ってみることに。ルアーは庶民の味方、BooyahのSingle Colorado Spinnerbait 1/4oz黒にトレーラーとしてZoom Super Fluke 5" チャートを使用。シングルコロラドが濁りの中でもブルブルと心地良い振動を生み出し、フルークのテールが艶めかしくプルプル振動します。
 
ウィードエリアをキャストすること10投、通りかかった家族連れと「釣れたかい?」「ううん」などと喋っていたらヒット! Lafayette Reservoir釣行のときもそうでしたが、だいたい気を逸らしたタイミングで釣れるという、釣り人として嬉しいのか悲しいのか分からない展開です。
 
10人くらいの観客が見守る中で上がってきたのは41㎝、2.49lbのそこそこサイズ。子供たちが興奮して次々に「触らして触らして」と言ってくるのがなんだか気恥ずかしい。。。しかし、回ったポイントの大半がダメな中で、昨日の事前調査も含めて探し当てた感があり、嬉しい1匹でした。
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もう他に行く当てもないので、更に1時間ほど粘るもノーフィッシュ。浅いレイクなのでストックが少ないのかもしれません。
 
集団のバスが見られる場所に行こうと立ち寄ったのがバスプロショップ!いつものように巨大水槽の前に釘付けで生態観察です。レイダウンや、ちょっとした岩壁の変化にタイトについており、やはりラージはカバーが好きな魚なんだというのがよくわかります。この店では信頼急上昇中(釣れるとだいたいこうなる、そしてしばしば裏切られる)のシングルコロラドのスピナベを数点購入しました。
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日も暮れ、腹も減ったので向かったのは、カリフォルニアの大人気バーガーチェーン”In-N-Out Burger” ここは安いわりにフレッシュ(例えばポテトは店で芋から調理)で、釣りの後はだいたい寄っています。最近、シェークが濃厚で美味いことに気づき、約550kcalに怯えながらも毎回注文してしまいます。フレッシュポテトをシェークにディップして食べるという、アメリカンでジャンキーな食べ方がおススメですよ。
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ということで、今日は以上です。ハイライト動画をどうぞ。 


2017-02-25 Delta 2.46lb

前半:なぜか無音です/冒頭のみShadow Cliff/ヒットシーン 3:10~/バスプロショップ 4:15~
【釣果】1本/41㎝、2.49lb
【2017年通算】11日/6本(平均0.5本)最大50㎝、4.5lb

17/2/22 Lake Berryessa 赤だしと白だし バスのお好みは?

17/2/22 Lake Berryessa おかっぱり 12:00~17:00 月齢24.8 曇時々晴れ時々小雨 気温9℃~13℃ 水温12℃ 軽風 満水+3ft

先週水曜日、午後の休みが取れたので、1人でレイクベリエッサに出撃してきました!
(ブログには書いていませんが、実はその前の週、Lafayette Reservoirに再突撃するもボウズを喰らっています。冬ムズイ...)
 
ここは家から車で1時間15分ほど北へ走ったところにある、面積が霞ケ浦の約半分程度のダム湖で、Bassmasterの2016年全米Top10レイクの第7位に選ばれた有名レイクでもあります。
最近、カリフォルニアは何十年に一度といわれるほどの大雨の影響で、大半のレイクや河川が激増水+激濁りの状況であり、レイクベリエッサもその影響をもろに受けているレイクの1つであります。
 

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ここ10年の水位表(こちらのサイトから)を見ればここ最近の増水っぷりは一目瞭然で、2か月間で一気に13メートルも上昇し、10年ぶりに満水になりました。そのおかげで珍しいモノも見ることができましたが、それはまた後ほど...
 
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前回の実績ポイント(チャネル沿いに沈石アリ)に到着していざ釣ろうと思ったところ、なんと、駐車場の一部まで浸水していました(驚)去年まではここから30メートルほど降りたところにボートラウンチがあったのですが、見る影もありません。ポイントの沈石もはるか先(というか水深15メートルくらい...)です。そしてまるで赤だしのようなド茶濁り。100年経っても釣れなさそうなので、記念に(?)駐車場の中でスピナベを1キャストして移動です。
 
移動中、窓から見えるメインレイクも赤だし状態。全く期待できそうにありません。「強い濁りの時は魚はカバーにタイトに付くか水の良いインレット」とのセオリーに従い、インレットを狙うことに。
 
Google Mapで見つけたインレットに藪漕ぎをして入っていくと、水は濁りで白だし状態。しかし赤だしよりは良いだろうとスピナベ(Gary Yamamoto Spinnerbait 3/8oz, crowfish)をキャストしつづけること30分。日が差してきたインレットの対岸にキャストすると、ぐーと竿先が重くなる感覚。そしてコンコンと生命反応があるので合わせると、ブッシュの中に潜りこもうとする強めの引き。「そっちはあかんよ」と慎重にファイトし、上がってきたのは、3.79lb、48.5cmのナイスサイズのスポッツ!今年初めての巻物フィッシュは嬉しい一匹でした。
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さあもう1匹とそこで30分ほど粘るもノーバイトだったので移動。今度は赤だしの本湖のストラクチャーである橋脚やゴミ溜まりなどのカバーをじっくり狙いますが、これはダメ。
 
続いて、白だしの小規模インレットを探し出し、幅2メートルほどのクリークにスピナベをキャストすると、着水後、糸がひったくられるような明確なバイト!! が、ノらず...
 
残念ながら今日はここでタイムアップ。今日の傾向としては、”白だしのインレット>赤だしのカバー” なのかもしれません。そして、濁りにも強い、シルエットの大きめの赤黒系のスピナーベイトが良かったみたいです。
 
なお、先ほどちらっと書いた、満水時にみられる珍しいモノとは....
こちら、ダム穴です。これ、近くで見るとすごい迫力です。ブラックホールはこんな感じなんでしょうね。末尾の動画の最後にも収めてますのでぜひご覧ください~
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2017-02-22 Berryessa 3.79lb Spots

ヒットシーン:1:15~/バイトシーン(糸の動きに注目):3:30~/ダム穴:4:00~

【釣果】1本/48.5㎝、3.75lb

【2017年通算】10日/5本(平均0.5本)/最大50㎝、4.5lb