昨年のハイライト動画(ラージ以外編)
昨年は、ラージ(ノーザン種及びフロリダ種)以外にも様々な種類の魚を釣りましたので紹介したいと思います。
1.スモール(レイクミード@ネバダ州 / レイクベリエッサ)
2016-05-20 Lake Mead 2lb Small
2016-08-30 Lake Berryessa 2lb Small
スモールはアメリカで初めて釣りましたが、かなりのファイターで、同じ大きさであればラージより断然引きます。そして比較的横に走るラージと比べてスモールは下に潜ることが多いこともエキサイティング。
動画1本目、家族旅行で訪れたラスベガス郊外のレイクミードで釣った2lbのスモールです。(この旅行、RV(キャンピングカー)でグランドキャニオンなどを回りましが、アメリカでのRV旅行はめちゃくちゃおすすめです。これもまた今度書ければ。)Fishing dockからYamamoto 4' Shad Shape Wormの1/8oz ドロップショットを沖に遠投し、伸びかけのウィードの芽に引っかけてシェイク、というパターンでヒット。
2本目は夏のレイクベリエッサ、リグは同じです。こちらも水深3mくらいから1mくらい伸びているウィードに絡めて釣りました。経験的に、Shad Shape Wormはスモールに強い印象があります。(ちなみに動画中、ネットを広げようと格闘していますが、カヤック上に雑に放置したルアーが引っかかり、ネット使用をあきらめています。こまめに舟上の整理をしておきましょう(反省))
2.ストライプドバス(レイクパウエル@アリゾナ州)
2016-05-20 Lake Powell Striped bass 3lb
ストライプトバス(通称ストライパー)は、バスとは言うものの他のバスとは科が異なり、本来は大西洋の沿岸に生息する海水魚です。淡水にも適応力が強いため、太平洋側の湖にも放流されてきた歴史があり、ゲームフィッシュとして親しまれています。近所ではデルタやLake Del Valleに生息しているようです。
レイクパウエルはグランドキャニオンを4000万年かけて削ってきたコロラド川の上流にあるリザーバーです。家族旅行中、早朝にRVを抜け出して3時間ほど釣りをしましたが、フィッシングプレッシャーはほぼゼロで、ストライパー、ラージ、スモール、クラッピーが釣れました。このストライパーはドッグ脇の漂流ブッシュに回遊してきたところをサイトで釣りました。
3.スポテッドバス(通称スポッツ)(サンバプロ貯水池)
2016-07-09 San Pablo 3.5lb Spots
スポッツは、ラージとスモールの特徴を兼ね合わせたような種で、体の模様はラージに似ているのですが、口は大きくなく(ラージと異なり口元が目の下まで裂けていない)、舌の中央にザラザラとしたポッチがあります。ファイトもラージの横方向への走りとスモールの下方向への急速潜行を併せたような感じであり、楽しませてくれます。動画はカヤック初の思い出深い魚です。サンパブロリザーバーの鉄板ポイントにカットテールのドロップショットを放置し、フロッグでも投げようかと竿を取ったところでのバイト。
4.キャットフィッシュ(レイクシャボット)
2016-11-05 Lake Chabot 4lb Cat
キャットフィッシュもバス、トラウトとともにゲームフィッシュとして親しまれていて、近所のダムでは放流があったりします。動画はレイクシャボットの岩盤エリアでソウルシャッドに食ってきた一本です。バイト後は生命感がなく、鈍重な感じでしたが、水面でいきなり暴れるわキーキー鳴くわで、顔に似合わず往生際が悪いタイプですね。
5.レインボートラウト
レイクシャボット、2月にサスペンドミノーのストップ&ゴーで釣ったトラウトです。完全に放流魚です。ファイト中のぐにゃぐにゃした感覚が特徴的。ちなみに写真のようにバス持ちはしないほうが良いみたいです。
6.ブルックトラウト(モンタナ州の山岳湖)
昨夏は3週間ほど妻とロードトリップに出かけていましたが、その途中、モンタナ州で妻の高校留学時代のホストファミリー宅に泊まらせてもらいました。ファミリーとハイキングがてら行った山上湖では、小型スプーンでブルックトラウトが延々と釣れました。
7.クラッピー(レイクパウエル)
クラッピーはブルーギルの親玉のような見た目ですが、結構うまいらしく、クリアレイクのドックでアジア系のおばちゃんがバケツ一杯釣り上げて持って帰っているのを見たことがあります。ドックや橋脚などのストラクチャー周りを小さめのジグヘッドとワームで釣るみたいですね。
8.ティラピア(レイクエルサルト)
アフリカ原産のティラピアは、食用魚として世界中に移植されており、メキシコのレイクエルサルトでも地元漁師の貴重な収入源になっています。ガイドのオスカルも、釣り客がいないときは月20日ほど刺し網漁に出かけているそう。10パウンダーバスは20㎝~30㎝になるティラピアを丸のみするとのことで、そんなバスを釣ってみたいなという野望が膨らみます。写真のティラピアはポッパーに食ってきました。写真では見えないけど、結構歯がゴツいのがアフリカっぽさを感じさせます。
9.ブルーギル
不思議なことに、アメリカに来てからブルーギルは1匹だけ(全く悲しくはない)。こいつはデルタで釣りました。頭に針がかかってますね...