10パウンダーを求めて @カリフォルニア

カリフォルニアでバス釣りに再びハマった私が、夢の10パウンダーを釣り上げるまでの記録。今年6月までの期間限定ブログ!

17/2/12 Lafayette Reservoir 冬から春へと...

17/2/12 Lafayette Reservoir ボート 7:00~15:30 月齢16.28 快晴 気温6℃~18℃ 水温11.5℃→13.5℃ 無風~微風  満水マイナス2ft ステイン~マッディ(透明度2~3ft)

自宅から車で25分と、最も近い部類に入るレイクながらまだ足を運んでいなかったラファイエット貯水池にTigerさんと出撃しました。この1週間平日は連日雨が降ったのち、前日の土曜は快晴で17℃まで気温が上がり、今日も同様に晴れるとの予報でしたので、釣り日和&プリスポーン時期到来の期待がかかります。

このダム湖は奥行1km、幅700m程の小規模な湖であり、リザーバーというよりは大きめの野池といった感じですね。インレットがあまりないため、今年の大雨による急増水や濁りの影響を受けにくいと推測し、このレイクを選びました。実際のところは、満水近くにはなっていたものの、1月に訪れた他の多くのレイクと異なり湖水の濁りは弱く、ステインに近いマッディといったところでした。

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周囲は8割アシに囲まれていて、堰堤やFishing Dockなどの変化もあり。また、秋から冬にかけてトラウトを定期的に放流しており、デカバスのベイトとなっている可能性もあります。

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朝6時半の開園と同時に入場し、駐車代$7、釣りパーミット$5、手漕ぎ(!)アルミボート1日レンタル$35を支払い。ヤスさんから引き継いだエレキを装着していざ出航!

この湖はトラウトもいるということで、7日連続ボウズの中の魚見たさの禁断症状でいつの間にかAmazonでポチってしまったBerkleyのPowerbaitとPowereggも持参です。移動中も含めて、糸は垂らしておきましょう。

朝イチはボートドッグ付近のアシ際をラバージグのピッチングや、取水塔周りのディープをスピンテールジグ(リトルジョージ)のリフト&フォールで探るも反応なし。

その辺りは朝は陽が当たらずめちゃ寒いので、陽の当たる西岸のアシのストレッチへ移動し、際から水深5メートルまで探るも不発。ちなみにこの湖、基本的に岸から水深5メートル程度までウィード(大半枯れ+一部新芽)が生えている模様。ウィードが伸びてくる夏は子バスの数釣りにもってこいかもしれません。

その後、ウィードが絡むシャローフラット(水深2m~5m)にアンカーを入れて1時間弱攻めるも音沙汰無し。バスはまだシャローには出てきていないのかもしれません。

岸のトラウトマンを避けつつ、隣接するワンドに移動。シャローへの通り道となりうるディープからのチャネル(水深5~6m)をドロップショット(Zoom Finesse Worm 4.5" グリパン +がまかつGamakatsu Drop/Split Shot Hooks #2 ワッキー刺+1/8oz 丸型シンカー)で攻める。「攻める」とはいうものの、小腹が空いた(朝10時)のでサンドイッチを食べながら、惰性で竿を握っているだけである。

岸釣りをするスペイン人ファミリーの会話を聞きながら、エルサルトで覚えたスペイン語の僅かなボキャブラリーをTigerさんと言い合っていると、なんだか竿先が重い。ウィードの根がかりかと思いつつテンションをかけるとグーと重い引き。慌ててサンドイッチを置き、ファイトすること1分、上がってきたのはジャスト50㎝、4.5ポンドのナイスバス!釣行8日目にして、2016年のファーストフィッシュは、カリフォルニアで釣った初めての50アップとなりました!興奮して、口元にマヨネーズがついたまま写真を撮ってしまいました笑 しかし、全く釣れると思っていなかったのでバイトの瞬間を録画していなかったのが悔やまれるところ。

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 この魚、体色が白く、口が赤みがかっている。食ってきたのも目の前に広がる水深2~3メートルのシャロー(2~3m)のワンド内ではなく、そこにつながる水深6メートルのチャネルのようなところ。そしてドロップショットの放置ノーテンションロングステイにバイトしてきたことから、 まだまだ冬の魚なのかなぁと思われるところです。

その後対岸に渡り、水深6メートルラインのブレイクを流しつつ、堰堤から東に伸びる筋の最奥にあるワンドへ。ここも先ほどと同じように、ワンド内は水深3m、ワンド外は水深6m。ワンド内をラバージグやスピナベ、ジャークベイトでウィードの上面を探るも反応がないので、ドロップショットをワンド外に投げる。

また腹が減ったので(12時半)「またサンドイッチを食べながら投げれば釣れるかな」と冗談を言いながら、サンドイッチ片手に竿を持っていると、コンコンバイト!嘘のような展開で上がってきたのは38㎝、1.7lbのバス。これも体色が白く、釣れた状況からしても、冬の魚という印象です。

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午後になり、気温がぐんぐんと上がってきました。上は長袖のシャツで十分な程です。「水中は冬ながらも、南向きの堰堤周りの水が暖められてバスが上がってくるのではないか?」と考え、移動することに。実際、堰堤周りで水温を測ると13℃と、朝と比べて1.5℃上昇していました。

アラバマ、ジグスピナー、サスペンドシャッドには相変わらず反応がないので、信頼うなぎ昇り中のFinesse Wormのドロップショットワッキーを手に取り、水深6mの枯れウィードに引っかけながらシェイクしつつ巻くと、ぐ~と重くなったのでアワせ。最初は巻いても走らないので、根がかりと勘違いするくらいだったものの、上がってきたのは47.5cm、4lbのバス!こいつは前の2匹と同じレンジ(水深6m)にいたものの、体色は濃く、腹は大きめで、肛門も赤くなりつつある。ということでプリスポーンを意識した魚なのかもしれません。

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仮説どおり堰堤パターンで釣れたため、ボート返却時間の3時過ぎまで 堰堤周りで粘ることに。アンカーを投入し、これまで釣れた水深6メートルあたりを中心に狙う。ストレートワームのドロップショットワッキーに持ち替えたTigerさんにヒット!46㎝、3.5lbの体高のある綺麗なバス!これも体色が濃く、冬のバスではない感じです。

その後、僕も先ほどよりも浅め(3~4m)のレンジで47㎝、3.7lbを追加。リグは信頼と安心のFinesse Wormのドロップショットワッキーです。キャストした後にアンカーの位置を調整していた(=自然とロングステー)直後にバイトがありました。

今日は1本を除いてどの魚もアタリが明確でなく、かつラインテンションもあまり張っていない状態で、バレず・飲まれずに済んだのはマス針(Gamakatsu Drop/Split Shot Hooks)のおかげだったかもしれません。4匹釣った後もシャープでしたし。さすがGamakatsuです。

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 ということで、年明け7回連続ボウズの後で迎えた今日は、期待を大きく上回る釣果となりました!!4本で13.9lb、6キロ超えというのはもちろん自己記録です。40後半以上が3本というのは、エルサルトで4日あまり釣りをした時よりも釣れてます...”1日・費用$26>4.2日・費用$1,800”というのは悲しいやら嬉しいやら。

今日を振り返ってみると、

・冬の魚とプリスポーンを意識した魚が混じった状況。午前は前者、水温が上がる午後は後者が狙い目か?

・シャローに隣接するブレイクの中段~下段のレンジ(水深6メートルあたり)、かつウィードがある場所で、ドロップショットをロングステーさせるようなスローな釣りが必要(プリスポーン初期の教科書どおりの釣り?)

Safewayのサンドイッチを食いながらがベスト

・Powerbaitを買ったはいいがトラウトは釣れない

というところですね。まだこのレイクにはデカバスが潜んでいるはず&他のレイクはまだ増水&濁りの影響が残っている推測されるので、近々またここに出撃したいところです。

 【今日のハイライト動画】


2017-02-12 Lafayette highlights 5 bass

1本目:2:20~/2本目:4:45~/3本目:6:25~/Tigerさんバス:8:30~/4本目:11:00~

【釣果】4本/最大50㎝、4.5lb

【2017年通算】8日/4本(平均0.5本)/最大50㎝、4.5lb