10パウンダーを求めて @カリフォルニア

カリフォルニアでバス釣りに再びハマった私が、夢の10パウンダーを釣り上げるまでの記録。今年6月までの期間限定ブログ!

17/3/6 Contra Loma Reservoir 体感とファクトのギャップ

17/3/6 Contra Loma カヤック 11:15~17:00 月齢8.2 曇り時々晴 気温12℃~14℃ 水温12.5℃ 風速4(東)満水? ステイン(透明度4ft)

まだ行ったことがない釣り場に行こうと思い、Contra Lomaという小規模貯水池へ。ここは、自宅から西へ50分ほど。アクセスは良好です。

ここは南北600メートル、東西800メートルの野池のようなリザーバーで、Lafayetteよりもさらに一回り小さい釣り場です。ボートは持ち込みのみなので、今回はカヤックで出動しましたが、行ってみた感じおかっぱりのポイントはLafayette以上にあるようでした。

こちらのレポートによると、2004年にフロリダ種が導入され、2013年時点で28センチ以上のバスはレイク全体に400匹程度生息していると推定されています(タグをつけて放流→再捕獲された個体の割合から算出しているようです)。それが多いのか少ないのか分かりませんが(笑)、少なくとも10lbを超えるバスは過去に報告されているので、釣りに行く価値は十分あるといえるでしょう。

f:id:californiabass:20170307162900j:image

緑が鮮やかな丘の間を走り抜け、公園へ。駐車代$5、カヤックラウンチ代$3、ボート検査代$4、フィッシングパーミット$5の計$17をお支払い。ボート検査は1か月以内なら再検査代は無料です。

ドックで餌釣りをしているおっちゃんが、「バスはミミズがいいぞ。こないだ12パウンダー釣ったぜ」と自慢げに写真を見せてきました。そして、「釣ったバスは食わないのか?おいおいリリースするのか、もったいない」と。”おい、そのデカいの食ったのかよ、頼むからリリースしてくれよ”と心の中で思いながらカヤックで出航。トラウトと違ってバスの放流はないので、イージーな餌釣りで釣ったバスをキープするのは勘弁してほしいのですが、一定サイズ以上の持ち帰りを制限するルールはないのでしょうがないですね...

f:id:californiabass:20170307162914j:image

さて、気を取り直して釣りに集中。写真のように水の透明度は高め。クリアなShadow Cliffを除けば、おそらく半径100キロ以内のレイクで最も水質が良いでしょう。期待が高まります。

水深4~8メートルのディープを念のためアラバマやディープクランクで探りつつ、シャローのアシ際やリップラップではスピナベやクランクを投げ、条件がよさそうな場所ではドロップショットワッキーをフォローで入れるという組み立てで探るものの、しばらくはノーフィッシュ...

f:id:californiabass:20170307162942j:image

カヤックのアンカーに絡まった大量のウィード。活きのよさげなウィードが繁茂しているので、ドロップショットのウィード引っかけ釣法で釣れてきてもおかしくないんですけどね....

悩みながらシャローのウィードにドロップショットを投げ続け、時はすでに2時半。ボートは5時までに水から揚げるルールなので、あと2時間半しかありません。

と、唯一ボートを出していた玄人っぽいバサーが近くに来たので、「釣れた?」と聞くと「5匹釣ったぜ」と。マジかよ。「どれくらいの深さで?」と聞くと「ディープだ。7メートルくらいまでのディープをスローに探るんだ。アラバマでも1匹釣れたが、ドロップショットの方が釣れるな」とのこと。

確かに、最近の暖かい天気+シャローのウィードに惑わされてシャローをメインで釣っていたものの、水温がまだ12℃しかなく、海からの冷たい東風も出ているため、魚はディープにいるのでしょう。

先ほどの情報を頼りに、魚探とにらめっこしながら、水深5メートルのブレイクラインを探索。どうやらウィードの有無にバラつきがあるようなので、ウィードの有るブレイク下をドロップショットで集中して狙うことに。

ほどなく、かすかなアタリが。ウィードに引っかかっただけかなとも思ったので、中途半端なアワセになったものの、バレずに上がってきたのは37cm, 1.3lbのバス。体色が白く、冬の魚な印象。腹もペタンコです。

f:id:californiabass:20170307162926j:image

まずはボウズ回避に安堵。それから1時間半ほど粘るものの釣れないので、今日はここまでかと思いながら、ボートラウンチに向けて釣りながら帰ることに。逆風の中、キャスト→漕ぐ→リーリング→漕ぐを繰り返す。これが手漕ぎカヤックの辛いところで、予算が有ったら足漕ぎカヤックを勧めます

ほら、漕いでる間にまた竿に糸が絡まって...。ほどいていくと、なぜかドラグが引き出される。魚だ!そしてなかなかのファイター。約1分のファイトの後、ネットに収めたのは、51㎝、5.01lbのバス

f:id:californiabass:20170308083944j:plain

体高、腹の太さ、口の大きさからしてこいつはフロリダ種でしょう。相変わらず、釣ったというよりも釣れたという表現が適切な魚ですが、いずれにせよ今年の自己記録を0.5パウンド更新です。

f:id:californiabass:20170307163004j:image

今日の反省としては、”最近暖かくなってきたなぁ”とか”シャローに良さげなウィードが見えるなぁ”という感覚をもとにシャローを中心に狙ってしまったことですね。ボートのおじさんがいなければ今日はボウズだったでしょう。確かに、水温はそれほど上がっていないことや、海から冷たい東風が吹いていたというファクトからすれば、依然ブレイクの下にバスがいると考えた方が自然です。僕のような半人前バサーは、自分の感覚ではなく、ファクトをベースにした釣りを心掛けたいと思った次第です


2017-03-06 Contra Loma highlights 2 bass

1匹目:1:00~/2匹目:2:45~/

【釣果】2本/51㎝, 5.01lb/37cm, 1.3lb
【2017年通算】14日/8本(平均0.6本)/最大51㎝、5.01lb